イクジエイゴ

日々の育児のなかで子供にいかに英語を教えるかを考え、ご紹介するブログです

幼児が学ぶフォニックス その効果とは?

幼児が学ぶフォニックス その効果とは?

 

 現在3歳5か月の息子がフォニックスを学び始めて1年が経ちました。この期間毎日フォニックスを教えていたわけではないのですが、できるだけ音と文字のつがなりを教えるようにしてきました。その間、どのくらいフォニックスが身についているのかはいつも気になっていました。あまり効果がないやり方をただひたすら続けてしまっていてはよくないので、教え方を考えるためにもどのくらい息子が理解しているかを知るのは大切です。かといって、ある程度大きくなった子どもや大人の学習者ではないので、効果測定をするのも難しいところがあります。

 

 つい最近、学習の効果がわかる出来事がありました。現在我が家では以前にご紹介したドリル形式の練習帳Golden Booksの “Alphabet Skills(Grade K)”と “Phonics(Grades 1-2)”をやり終えた後に、“Letters and Sounds(Grade K)”をやっています。それぞれの本についているGrade KとかGrade1-2というのはレベルを表していてGrade Kは幼稚園レベル、Grade1-2は小学校1-2年生レベルという意味です。“Letters and Sounds(Grade K)”は、AからZまでのアルファベットを一つにつき1ページで学んで行く形になっていて、複数の絵の中からそのページで学んだアルファベットの音で始まる絵に丸をしていく、というアクティビティがついています。例えばAを学ぶページでは “apple”や “astronaut”、”balloon”、“cat”などの絵があり、そのなかからAのフォニックス音で始まる絵を選ぶという具合です。絵には文字がついていないので、わたしが発音して絵を選ばせています。

 

  6つアルファベットを学ぶと総復習のページがあり、様々な絵が描いてある下にアルファベットがいくつかあり、絵の単語の最初の音を選ぶというアクティビティがあります。先日息子がMからRの復習ページを勝手に自分で始めていて、私が発音していないのに9つあるすべての絵の最初の音を選び終えていました。しかもすべて正解で、これには少し驚きました。例えばフクロウの絵の下に “Q,O,M”と書いてあったら、“Owl”だから“O”を選ぶというふうに答えを選んでいきます。このアクティビティは、絵を見てその絵の名前の音を思い出す→音からスペルを思い出す、という複雑なプロセスが必要なので、息子がそれを自分でできたとしたら、フォニックスが少しずつ身についているということです。わたしが中学生で英語を学び始めたときに学んでいたことを、息子は3歳の時点で楽しみながら学んでいるのだと思うと、とてもうれしくなりました。これまでやってきたことが効果があったのだ、と実感できた瞬間でした。

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