イクジエイゴ

日々の育児のなかで子供にいかに英語を教えるかを考え、ご紹介するブログです

幼児の耳を「英語の耳」にするには

 息子Kくんは4歳7か月になりました。最近は家庭の方針もあり英語以外の学習も始めたため、一時的に英語の学習にあまり力を入れないようになっていましたが、英語を耳から学ぶことは継続して続けていました。フォニックスを学んで以来、単語を見て発音してみることは相変わらず好きなようで、“JAPAN”と書いてある表示を見て「あれジャパンて書いてあるの?」と訊いてくるなど、文字を音と結びつけることに興味があるようです。


 先日面白いことがありました。銀座の大通りを息子と歩いていたところ、観光バスから降りてきた外国人の女性が添乗員さんに “May I smoke?”と訊いていました。通り過ぎたときに一瞬その場面に遭遇しただけなのですが、10秒後くらいに息子が不思議そうな顔で「 “May I smoke?”ってどういう意味?」と訊いてきたのです。息子は“May I ~?”(~してもいいですか?)という表現も“smoke”という単語の意味も知りません。それでも“May I smoke?”という言葉を聴き取り、発音することができていました。英語の音を耳から理解できるようになってきているようです。


 英語のリスニングとして息子が行っていることは、最近はあまり多くありません。週に一度ネイティブ・スピーカーの先生のレッスンに通っていることや、英語の簡単な表現を生活の中で少し使っている程度です。最近息子がしている面白い習慣として、海外ドラマの主題歌を一緒に歌うということがあります。例えばi Carlyというアメリカのティーンエージャー向けドラマの主題歌 “Leave it all to me”を息子はよく音楽にあわせて歌っています。耳で聴いて真似しながら歌っているのでかなり間違っていますが、ところどころ正しい部分もあります。聴いているうちに正しい部分が増えてくるといった具合です。こんな小さなことでも英語に耳を慣らすのに役立っているのかもしれません。4歳くらいの幼児の音を聞き分ける能力や記憶力は大人のそれを上回るものがあるのかもしれません。

Copyright © 2018 ikujieigo. All Rights Reserved.