イクジエイゴ

日々の育児のなかで子供にいかに英語を教えるかを考え、ご紹介するブログです

Sight Words(サイトワーズ)を幼児が楽しく学ぶには Part1

 

Sight Words (サイトワーズ)を幼児が楽しく学ぶには   Part1

 

 息子に英語を教えようと思い市販の学習ツールを調べるようになってから、Sight Wordsという言葉をよく目にするようになり、英語圏では幼少期にサイトワーズをまとめて覚えることが一般的であることを知りました。これはフォニックスをある程度習得したこどもたちが、視覚的に覚えるべき単語の一群で、ネイティブの話者の生活には日常に頻繁に現れる言葉をセレクトしたものです。サイトワーズのなかにはフォニックスの法則からは外れた単語が多く、視覚と聴覚を通してある程度覚え込んでいくほうが効率的なためにこのようにグループ化されています。

  

 息子にサイトワーズ を教える前の段階では、単語を見てなんとなく覚えてくれるといいなと思い、英単語のカードやタブレットのアプリで絵と単語が描かれているものを使って教えていました。少し単語が頭に入ってからはLongman

Longman Young Children's Picture Dictionary を使っていました。これはページごとにテーマがあって、野菜の単語、動物の単語、お食事の時に使う食器などの単語、ピクニックのときに持っていくものの単語などが絵や写真と一緒にのっていてとても使いやすい本です。この本を使い始めたのが2歳2か月くらいの頃だと思います。この本にはCDもついていて、単語を歌いながら覚えられるようにもなっており、わたしも一緒に絵や写真を指さしながら歌うと息子も嬉しそうに聴いていて、いつのまにかある程度英単語を覚えていました。今思えば、このアクティビティで英単語が50~60くらいまで増えたのだと思います。SLA第二言語習得)の理論においては、学習者が不安感が少ないときのほうが言語を習得しやすいとされています(Krashen 1982)。お母さんと楽しく学ぶことは子供にとって学びやすい環境と言えますね。

 

 

References

Krashen, S. (1982) Principle and practice in second language acquisition. Oxford, UK: Pergamon Press.

 

 

 

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