イクジエイゴ

日々の育児のなかで子供にいかに英語を教えるかを考え、ご紹介するブログです

Phonics (フォニックス)の教え方 Part 2 DVDを使ってフォニックスを楽しみながら学ぶ

Phonicsフォニックス)の教え方 

 

Part 2 DVDを使ってフォニックスを楽しみながら学ぶ

 

 息子にフォニックスを教えるにあたって、私が英語の単語カードを読み聞かせて訓練するだけではすぐに飽きてしまうし、インパクトも薄いし、インプットとしても足りないなと感じました。わたしは英語の発音はネイティブの人に良いと言われますが、それでもやはり母語として英語を話す人にくらべるとたくさんの粗があります。やはりフォニックスの素材はネイティブが発音したもののも使用した方が安心だなと思いました。そこでとっかかりとして、アメリカのLeapFrogが出している “Letter Factory

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というDVDを見せてみることにしました。英語教育にご興味がある方なら一度は目にしたことがあるかもしれません。このDVDは物語形式で、カエルの三人兄弟(主人公Tadはおそらく幼稚園の年少くらいで、お兄ちゃんのLeapとお姉ちゃんのLilyがいます)が「Letter Factory(文字の工場)」を訪れ、TadがイタチのQuigley教授に導かれながらアルファベットの部屋をひとつひとつ周り、それぞれの音を学ぶという内容です。Tadは「Letter Factory(文字の工場)」を探検して、それぞれの部屋に居るアルファベット(擬人化されている)に会い、かれら(かのじょら?)が「自分のフォニックスの発音はこうだよ」と示すのを聴き、「ああ、そうなのか」と理解するという単純なお話です。

 

 

 息子にこのDVDを見せたのは、まだ2歳4か月の頃で、アルファベットはだいたいわかっていました。冒頭から早口の英語で始まる(ネイティブ向けなので当然そうですよね)ストーリーなので、意味が分からず飽きてしまうかなと思ったのですが、「Letter Factory(文字の工場)」に行って、それぞれのアルファベットに会いにいくというコンセプトは意外にわかりやすいらしく、楽しそうにしながら見始めました。10回くらい見た時点で、アルファベットのそれぞれの音にはアルファベットの読み方と、フォニックスの読み方があるとなんとなくわかってきたようでした。付属のカードを(これはとてもよくできていて、表にテレビの画面に出てくるアルファベットくんたちが描いてあり、裏にアルファベットの大文字と小文字、親が子どもにフォニックスを教えるときのヒントが書いてあります)を見ながら私と一緒に「H(エイチ)!ホッ・ホッ・ホット!」(カードには暑そうにしているHくんが描いてある)とアルファベット読みとフォニックス読みを並べて言うようになってきました。

 

 

 息子がアルファベットの音とフォニックスの音の二つの存在をぼんやりとでも理解し始めたことは、わたしにとってはとても嬉しい驚きでした。理解というより、感覚で少しずつ覚え込んでいくという感じに近いでしょうか。いつも息子が英語を楽しそうに口にしているときに、いったい息子の頭の中ではどんなことが起こっていて、それがどんなふうに楽しいのかなと想像せずにはいられません。ただ楽しんでくれているだけでもわたしにとってはとても嬉しいことです。息子はまだ三歳ですが、フォニックスの扉を少しずつ開け始めました。これからもカードや絵本を使って、フォニックスを教えていく方法を考えていきたいと思います。

 

 

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