イクジエイゴ

日々の育児のなかで子供にいかに英語を教えるかを考え、ご紹介するブログです

母音(A, E, I ,O,U)をフックにして3歳児にスペリングを教える

 現在3歳5か月の息子に英語のスペリングを教えるなかで、新しいこつのようなものに気付いたのでお伝えしたいと思います。

  

 これまでにもブログのなかでお話ししてきましたが、我が家ではなるべく早い時点で英語の音と文字を結び付ける努力をしています。そのために絵本やカード、DVDなどを使って耳で聴いている音と書かれている文字の関係性について、幼児にわかるように工夫をしながら教えています。その一環として、お風呂にアルファベットの表や壁に水で張り付けられるようなアルファベットのタイルのようなものを壁に貼り付けておいて、お風呂に入ったらいつでも遊べるようにしてあります。フォニックスを教え始めてから、息子は文字を並べて単語にするという遊びを気が向いたら行うようになりました。わたしが “How do you spell DOG? D・O・G, right?”(「DOGってどう並べるんだっけ?D、O、G、DOGだよね」)というように教えると、単語を自分で並べます。でも、自分から並べられるようになるまでには時間がかかりそうだなと思っていました。

  

 母音“A, E, I ,O,U”がそのほかの文字(子音)を結び付けることで単語ができるということを教えると、単語を作ることが楽になるのではないかと思い、3歳すぎからこのことを強調して教えるようにしました。繰り返し教えているうちに息子は “A, E, I ,O,U”は他のアルファベットとは違う特別な役割があるということをはっきり認識し始めました。それ以来、息子はお風呂に入ると“A, E, I ,O,U”だけ壁の一か所に分けておくようになりました。そこで、ある遊びを思いついて始めました。例えば “D・O・G”という単語だったら、まず“D,D,D”と発音をし、次に“G,G,G”と発音します。そうすると息子はなんとか音をたよりにDとGのパネルを探してきます。次に、 “Where is O・O・O?”(「(DとGを結び付ける)Oという音はどれ?」)と訊くと、息子はOを探し出します。これを始めるようになってから、息子は英単語の文字の並び方には「子音+母音+子音」のようなパターンがあるのだと理解するようになってきました。おそらくこの知識によって、「サンドイッチの法則」のようなものをぼんやりと理解し始め、英単語の並び方への興味を膨らませはじめたように思えます。ある日“SUN”を並べさせようとして、 “S,S,S”と“N,N,N”と発音すると、息子は「SUN(のUという音)はAじゃないね」と言いました。このように、スペリングを意識させるとフォニックスにも理解が深まるので、このようなエクササイズはとても有効だなと感じました。

Copyright © 2018 ikujieigo. All Rights Reserved.